久々に

久々にスタートラインを通しで読み返したら、やっぱりいいなーって思った。
日笠が会心の一手で笑みを浮かべて、川喜田が彼の将棋に報いなければってなって、それに呼応するように日笠の回想が入って、あんたがいなかったら…となる一連の流れが、やっぱすっごく好き!!
内容を覚えてるのでついサラッと読んでしまうけど、思い直して戻ってゆっくり読んだりしていた。
できるなら初めて読んだ時のように、何も知らない状態でもう一度読みたい(笑)

普段フワッと妄想してるけど改めて見ると川喜田も日笠も、かっこいい~。
川喜田の顔が本当穏やかな人なんだな…って造りをしていて見惚れる。それとお父さんも厳しいけど、息子が棋士になると言った時の戸惑った顔は優しそうな感じなんだよね…親子だな~。
医者になると思ってこの話を読むと、川喜田がすごく医者っぽい思考してるな~って思うんだよね…自分が医者萌えなせいもあるけど(笑) この期に及んで病人とか言ってるしね。
そういう思考は川喜田が生まれ持ったものなのか、医者になるための父の教育で培われたものなのか、はたまた医者の家に生まれたからそうなったのか…全部な気もするけど、そういう川喜田が好き。
日笠はかわいいところもあるけど怖いところもあるし今時の若者だしカッコいい。棋士に関しては将棋に関する色々を見て、前よりはかなり具体的にイメージできるようになった。
この二人のその後とか、川喜田が医者になるまでの道とか、二人が医者と棋士になった後とか、やっぱ妄想すると楽しい。二人の過去・現在・未来を全部妄想したい!
自分にとって良い読み切りは、その話の外側にも世界が広がっていると感じることができる作品なんだと思いました。

更新できなかった間もWEB拍手頂いていて嬉しかったです。定型コメントもすごく嬉しいです。ありがとうございます!


「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」
この言葉を思い出しました。こういうタイトルの本があるんです(笑)
内容は自己啓発系なので、それは凡人には無理だよって部分もあるんですが…
本棚に置いておいて背表紙を時々見返すのがいいな。

私生活が断続的に忙しく、予定を見ると来年の5月ぐらいまでこの調子かも…
でもオタク活動もしたいし話も書きたいので、合間合間にやりたいと思います。