とんちんかんの文庫版全六巻、今日読み終わった。こんな最終回だったんだ。
最初読んだ時はあっさりしすぎ?と一瞬思ったけど、後からじわじわじわじわ来て、この余韻ある終わり方がすごくいい。私この最終回めちゃくちゃ好き!!
抜作先生かぐや姫みたいなもんだったんだ(+神だった)、けど生徒や周りの人たちとの信頼関係がちゃんと培われてたのがすごく良かった。
この漫画は基本的になんでもありだけど、数少ない縛りである「怪盗とんちんかんは予告状のとおりに必ず実行するのです」を最後に生かしたのがまたいい!
醜憎くんの最後のセリフめっちゃカッコいいし、ゴンベエと大家さんは頼もしいし。
最後の抜作先生は別れを惜しむ素振りさえしないんだけど、とんちんかんの三人が抜作先生の真意を自分たちなりに見つけて行動に移すのがまたいい。
えんどコイチ先生作品の最終回、いいなー。
死神くんも不可思議堂奇譚も読後感がすごく良い、感慨に浸ってしまう最終回だったのでものすごく満たされた気分。
(ケチつけちゃうけどエンドゾーンはいまいちぼんやりした終わり方だった)
これからミラクルとんちんかん(続編)も読むつもりなので楽しみ~。
それと、とんちんかんアニメの最終回は自分の地域では放送されなかったっぽいという記憶があったが、コイチ先生あとがきによれば日本シリーズのため放送されなかったらしいので、誰も知らない!?
いずれ見たいと思ってるのでアニメの最終回がどんなのかも楽しみ!