もしもの二人

この年末年始は、川喜田と日笠がもし奨励会で出会わなかったらという妄想をしていた。
具体的には、川喜田が奨励会に入ることを許されず、諦めて医大に入る。
それで川喜田26歳・日笠23歳の状態で出会うとしたら…
以下、ただの妄想です。

川喜田は研修医になっていて、研修してる病棟に日笠が入院してくる、ということになるのかな。

日笠が余命三年で治療拒否の患者だと、川喜田は担当医から聞かされる。
この日笠は高校の時に川喜田に出会っていないので腐ってしまった。全く治す気なしでヤケクソになってて手術の同意書にサインをしようとしない。(親に懇願されて渋々入院した)
川喜田は周りの指導医や看護師と共になんとか手術を同意してもらえないか考える。

川喜田は他の患者(子供、年寄り等)と将棋を指していて、その事を日笠が知って、二人も指すようになる…みたいな。

この設定だと一見、日笠の方が感情表現が強烈なんだけど、実は川喜田の方が将棋に対する未練や挑戦できなかった悔しさみたいなのが大きいんじゃないか…その事に日笠と指す中で気付いてしまうのではないかっていう感じがする。
お互い葛藤し合って、最終的には「だって先生が対等に指せるの俺くらいじゃん」と日笠が手術決断する感じで。
勝木先生はこういうの描かないと思うけど、個人的には生きる理由なんてそんなものでもいいと思うんだ…。これは完全に主観的萌え。

あと、この設定だと日笠が「川喜田先生」または「先生」って呼ぶのが萌えすぎる…(笑)
最初信用してない時は「あんた」って呼ぶのも失礼だけどいい…
ただあくまで患者と医者って感じになってしまうかもだけど。

奨励会じゃなければ川喜田と日笠は出会わなかったかもしれないけど、どこかで出会えるとしたら、やっぱり将棋が二人を引き合わせてくれるんだろうな~。