感想(ゴーストライター/魘夢オンリー/映画バクマン。)

イベント後に見たもので面白かったものの雑記。
ジャンプ系ばっかりになってしまった(笑)

■里庄先生読切「Ghost writer」
ザ里庄先生!なマンガでした。
この薄暗くてじわっと来る感じがやっぱ好きだー。少年漫画なのに渋いっていうか…今のレトロブームにも通じている雰囲気がいい。
代筆するゴーストライターなのかと思いきや、そのままゴーストが見えるライターの話だった。
何かを遺したいという思いは紅葉の棋節に通じるものがあると感じた。どこか死の影がある。けど亡くなった人に対して作品で昇華する、というのはワンステップ進んだ気も。
やっぱり里庄先生の作品は「秋」の雰囲気がある。
でも考えてみると、幽霊も夏の風物詩だから、これは里庄先生なりの「夏」なのかなーとも思った。悪く言うと辛気臭いんだろうけど、私はそこが好きなの…それ言ったら鬼滅だってだいぶ辛気臭いと思うよ(笑)
主人公の難儀なところがやっぱ里庄先生(笑)
ワトソンさんはちょっと式部さん系列な気がする…嬉しい。ああいう冷静ツッコミいいな~。

妄想>でも幽霊って概念を出してしまうと、もし紅葉世界とゴーストライターの世界が繋がってたら、兄貴の幽霊がいるかもしれない!?
棋士として有名になった紅葉が愛之助と何かで会って、『ここだけの話ですがお兄さんが後ろにいますよ…』ってなったりとか!?(笑)
お盆の時に兄貴の幽霊が帰ってきてヒカ碁(誰かに取り憑いてメッセージを伝える)展開になるっていうのは妄想してた(笑)

久々のジャンプGIGA、色んな漫画に目を通してみましたが、面白かったです!私が特に好きで印象的なのは「ツナ缶」と「助けてハッちゃん!」かなー。
どの作家さんも何か工夫してたり自分の伝えたいことを描いていて、読みごたえがありました。

■魘夢オンリー「覚めぬ悪夢に魘されて」
魘夢好きなら絶対読めるイベントタイトルが好き!(笑)
めっちゃ楽しかったです!!魘夢要素満載の濃い空間でした。魘夢好きの方々の熱意もすごい。どこもかしこも魘夢な空間で夢見心地でした!どこを見ても好きキャラ!っていうのはオンリーならではですね。
主催者さんのコメントでは最初で最後とのことなので、素敵なイベントでしたと書き込みを残しておいてよかった。
あとグッズは鬼滅のように公式でバンバン出ているジャンルだと、二次の立ち位置は微妙になりますね…グッズについての注意がけっこう細かいな~くらいで深く考えてなかったんですが…。今はアクリルスタンドとか作れちゃうからな~昔はラミカくらいだったけど…(笑)
とにもかくにも魘夢でオンリーが開かれて参加もできて、幸せでした。

■映画バクマン。
原作とは違うほろ苦さがある、というような話を聞いて観てみたかった。
確かにこれは少しほろ苦い。けど(原作とは違い)未来に向かう希望ある結末だと思った!
ジャンプネタ満載で、ジャンプ(WJ)が好きな人ならもうニヤニヤしちゃうと思う。というか私がニヤニヤしてた(笑)
エイジとか原作とキャラが違う人がいるけど、実写はこうなんだと思ってたのであまり気にならなかった。
話は熱血なんだけど、マンガを実写にするにあたって少し俯瞰の視点が入っているのがいい。ジャンプのアンケ主義に突っ込んだりとか。
でも話としてはジャンプのテーマである、努力・友情・勝利なのもいい!
映画ならではの動きある演出とか、ディスクになった時にスローで見たくなるような場面もよかった。
ジャンプを読んでた頃の、熱い気持ちが思い起こされるような映画でした!

WEB拍手ありがとうございます!
返信不要でメッセージ下さった方、共感していただけて嬉しかったです。ありがとうございました!