2018年08月31日 06:09 編集済み:2018年10月07日 01:55
今週のマガジン39号「スタートライン」について
ベイビーステップの勝木光先生の読切「スタートライン」、すごく良かったです!
将棋の漫画で、二人の男がプロ入りをかけて勝負する話です。
少しでもたくさんの人に、ぜひ読んでほしいです!
いつまで公開か分かりませんが、現時点では「マガポケ」でも読めます。
「マガポケ スタートライン」で検索、または↓
ttps://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156634383398
(頭にhをつけてください)
有料ですがマガジンの電子書籍もあります。「週刊少年マガジン 2018年 39号」です。
少しでも興味があればぜひ。
以下、内容バレを含む感想・萌え話も。
勝木先生の「スタートライン」、素晴らしかった!
川喜田と日笠の二人が、お互いの状況を分かりつつ全力を尽くして戦う姿にとても感動しました。
こういう二人の関係が本当に素晴らしいし、私こういうの大好きです。
26歳の崖っぷち努力家と、余命三年なかつての天才と、設定ではドロドロになりそうでもあるのに、勝木先生の作風か爽やかな空気が流れているのがとてもいい。
印象的だったセリフ:
・日笠の
「あんたが頑張るから だから俺は…
きっとあんたがいなかったら こんな将棋が指せるなんて知らないまま腐ってたよ」
・川喜田の
「彼の人生(しょうぎ)に 報いなければ」
この二人、互いの存在・事情はなんとなく知ってるけど、あまり話したことがないっていうのがすごくいい。
この対局の後、友情というか何らかのつながりが生まれたんだろうなーと思えるのがすごくいい。
(すごくいいしか言ってない)
日笠の言う、ライバルの爺さん同士みたいになれたのかなって…
「また指しましょう」の言葉通り、また将棋を指していてほしい。
(現在注:以下の解釈は後で作品趣旨に合わないので否定しています。ひとまず読み進めて頂くと助かります。)
10年後のラストでは日笠は亡くなっているのだろうか…
最初に読んだ時はそう思ったが、何回か読み直したが自分ではよく分からなかった。
手術が成功したら余命三年じゃなくなるのかもだが、「奇跡の実話」が映画化になるほどって、本人は亡くなっているような気が…
日笠のやつれ具合とか見ていると、余命三年じゃなくなっててもそんな急に元気になる病気なのだろうか…? などと思ってしまって。
もし日笠が亡くなっているとしたら、二人はそれまでに楽しい時間や穏やかな時間を過ごせたのだろうか…そうあってほしいと思う。
もし日笠が亡くなっていても、川喜田はあの日の将棋や日笠のことをずっと覚えているし、あの対局を心の支えにして生きていくのだろうな…こういうのすごく感動する。
日笠が、実は川喜田の真面目に将棋に取り組む姿勢に触発されて、自分も頑張っている姿もすごくいい。
『お互いがお互いの人生に影響しあっている』ってすごくいいですね。
自分の「こんなのが読みたい」が目の前に現れたような漫画でした。
ベイビーステップもそうだけど。
(「分析系の子が主役の漫画を読みたい」という意味で)
ベイビーステップもすごく好きな漫画で、でも実は自分の中で色々拗らせてしまって途中まで読んで保留にしてるんですけど…
(最終回は読んでないが終わり方が多少物議をかもしてたのは知ってる)
また読み返したいと思えるようになったら終わりまで読んでみたいなーと思ってるし、この読切を読んで、やっぱ勝木先生の漫画はいいな! と心から思いました。
とりあえず、早速アンケートに感想を添えて、「スタートライン」が一番面白かった漫画で送っておきました。
今はweb応募オンリーになってるんですね。知らなかった。
また勝木先生の連載が読めるといいなーと思ってます。
将棋漫画でやるとしたら、この話は結末まで分かってるので、全く別のキャラが主役でやるようになるのかな。
それで川喜田と日笠の二人がサブキャラで出てくるとか…
そういうのニヤリとできていいな~。(妄想しすぎ)
人それぞれタイミングとかあるんで、最近はあまりお勧めするのはやめようと思ってやってたんですが…
とても感動したので、ぜひ少しでもたくさんの人に読んでほしい!
そして感想が知りたい(笑)ラストをどう捉えたかも知りたいです。
というわけで、少しでも興味があれば、ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
冒頭でも載せていますが、現在マガポケでも読めます。
ttps://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156634383398
(頭にhをつけてください)
有料ですがマガジンの電子書籍もあります。「週刊少年マガジン 2018年 39号」です。