フェイス・トゥ・フェイス(スタートライン)あとがき

将棋会館移転のニュースを見た時に、10年後の川喜田と日笠にとってはあの通ってた将棋会館ではなくなるんだな……などと考えて思いついた話です。

今回は日笠が編入試験でプロになった設定で書こうと思いました。
書き始めた当初、奨励会退会から編入してプロになった方と、プロ入り後最速でタイトル挑戦した方が話題になっていたので、このお二人を参考に日笠の実話映画化までの流れを考えました。
書いてるうちに最年少タイトルホルダーまで誕生し、盛り上がってどんどんすごいことに……
フィクションなので凄さを盛ってしまいました。

昨年「逆転人生」という番組でプロ編入した方が取り上げられていて、とても分かりやすくまとまっていて凄く興味深かったです。根っこの部分はその劇的な実話を参考にしています。
ポーカーフェイスで指すのはその番組で知りました。

それとこの日笠が川喜田と平手で指すのは、慣例やマナーとしてありえないかも…とちょっと迷ったんですが、やっぱり日笠は平手を希望するんじゃないかと思ったのでそういう展開にしました。

日笠のタイトル名は『紅葉の棋節』より拝借しました。
大谷王次棋帝、かっこいいです(笑)

川喜田も、医療漫画と現プリキュア(ヒーリングっどプリキュア)にかなり影響を受けてます。

スタートラインが掲載されてもうすぐ二年になろうとしていますが、二年分の思いとか萌えとか…詰まる所、自分の現時点まとめ、みたいな話と思っています。
読んで下さってありがとうございました。